
アスパラガス福みどりの3つの特徴
- シュードスカーベル種の選抜種
- 茎がまっすぐで、切り葉に最適ですが可能です。
- ボリュームがある
- 葉が密で細かく、1本でもボリュームがあります
- 高冷地でも栽培可能
- 耐寒性が高く、高冷地の露地でも越冬可能です。
アスパラガス福みどりを選ぶ理由
- 栽培が簡単
- 丈夫で作業も少ない品目です
- 空いている土地が有効活用に
- 露地でも栽培可能です
- 経済的
- 据え置き栽培が可能で、2年目以降から毎年収穫ができ経済的です。
購入する前に知っていただきたい弱点と注意点
- 伸びやすくなる条件に注意
- 肥沃な土地やハウス栽培では伸びやすくなります。
- 切り前に注意
- 切り前が若すぎると水が下がりやすくなり、古すぎると葉がパラパラ落ちやすくなります。
こんな生産者の方へおすすめ
- 食用アスパラガスの産地でもある長野県、北海道、九州地方、福島県、秋田県の方には気候的にも最適です。
- 露地で栽培できる品目を増やしていきたい方におすすめです。
栽培方法
定植
- 時期: 地温が低いと活着が悪いため、地温が上昇してから行います。一般的には暖地・高冷地ともに5~6月頃が適しています。
- 方法: 2条植(床幅80cm、通路60cm、条間40cm×株間30cm)で、450株/10アール当たりの密度で植えます。植え付け時には鉢土が隠れる程度にします。
管理
- 1年目: 活着し旺盛になるまで十分に潅水を行います。切花は株作りのため数本~数十本に抑えます。
- 期間中の管理: 真夏の乾燥期には、株元へ敷ワラや完熟堆肥を敷いて乾燥を防ぎます。草丈が10~20cm頃に30cm目ネットを地上30~40cmの所に1段張り、倒伏を防止します。冬期は敷ワラ等でカバーをするのが好ましいです。
出荷
- 収穫タイミング: 枝葉が展開し、淡緑色から本来の黄緑色となり、充実した物から採葉します。遅切りは葉が落ち、若切りは水揚げが悪いので注意が必要です。
- 収穫方法: 一般的には草丈30~70cm程度で出荷します。株に5~10本の葉を残すように収穫し、株が弱って枯死するのを防ぎます。
株分け
- 時期: 4~5年目の5~6月頃に、株芽を最低3芽位付けて株分けを行います。桜の花が散り始め、地温が上昇してからが適しています。太茎から無数の白根が発根して以降が理想的です。
病害虫
- 対策: 秋に地上部が枯れた物は必ず焼却します。葉枯れ病の予防と防除を徹底し、ダコニール等を散布します。
ポイント
- 病害虫防除: 葉枯れ病の消毒を徹底します。
- 乾燥対策: 強く乾燥させないように注意します。