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アスパラガス「福みどり」のご紹介

 

今回は、切り葉としておすすめのアスパラガス「福みどり」について紹介します。

 

 

 

【おすすめポイント】

 

露地で据え置き栽培が可能です。

 

年々収穫本数も上がってきますので空いている土地におすすめです。

 

ふわふわと動きがありボリュームが出るため、様々なアレンジに利用できます。

 

ダリアやアルストロメリアと一緒にふんわりと
ヒマワリ(コンサートベル)と一緒に夏らしく

 

 

品種の特性

 

「福みどり」はAsparagus pseudoscaber(アスパラガス シュードスカーベル)の選抜種です。

 

茎は細く硬く直上し、葉(※仮葉枝)は細かく密につくので切葉に向いています。

 

※アスパラガスの葉は、小さな鱗片状に小さく退化してしまったようです。葉のように見えるのは仮葉枝(かりようし)と呼ばれる器官になります。

 

適地 】

 

栽培は、露地でもハウスでも可能です。

 

排水性のいい圃場を選び、耕土40㎝以上を目標とします。

 

排水性が悪い低湿地では、株の生育不良や病気が広がりやすくなるので避けるようにします。

 

作型

 

春に定植し1年目は養生に専念します。2年目から出荷が可能になります。

 

温暖地やハウス栽培では、秋定植も可能です。

 

出荷の期間は、露地栽培で初夏~秋、ハウス栽培で早春~晩秋になります。

 

栽培方法 】

 

施肥

 

5年程度の据え置き栽培を想定し、元肥として窒素8~12kg、リン酸5~8kg、カリ8~12kg/a程度を目安とします。

 

肥沃な土地やハウス栽培では、伸びやすくなるため肥料は控えめにします。

 

定植

 

5~6月頃の地温が上がってきたころに行います。

 

ベット幅は80㎝、通路幅60㎝、株間30~40㎝、条間40㎝、2条植えにし、ネットは20~40㎝目を1段使用します。

 

管理

 

主茎が硬く締まったものになるように、過剰な施肥や潅水は控えます。

 

株が混み過ぎると細く柔らかくなりやすいので、適宜出荷をするか、間引きを行います。

 

出荷

 

出荷は、栽培の2年目から行います。

 

1株当たり10本以上の茎立ちがあるものから収穫が可能となります。

 

すべての茎を収穫せずに1株あたり5本は残して樹勢を保ちます。

 

成熟するに従って色が濃くなります(淡い黄緑色→黄緑色→緑色→深緑色)。

 

黄緑色~緑色の時が切り枝に適しています。

 

若すぎると水が下がりやすくなり、古すぎると葉がパラパラ落ちてしまいます。

 

長さは50~70㎝に調整します。

 

病害虫

 

目立ったものはありません。

 

 

 

ぜひ、アスパラガス「福みどり」お試しください!

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