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カリフォルニアカラー(畑地性)の特徴と育て方

▮カリフォルニアカラー(畑地性)の特徴

<葉の色と模様>
多彩な色と模様があり、特に鮮やかな赤、ピンク、白、緑の色合いが見られます。

<生育環境>
比較的乾燥した気候や温暖な気候を好みます。
カリフォルニアのような温暖な地域でよく見られ、湿気の多い環境ではないことが特徴です。

▮カリフォルニアカラー(畑地性)の概要

<学名>
Zantedeschia spp.

<別名>
カラリリー、ザンテデシア、アフリカン・リリー

<科名>
サトイモ科

<植え付け期>
3月下旬~5月

<開花期>
6月~7月(地域差有り)
(初年度ご購入の芽だし苗は処理球なので早く咲きます)

▮カリフォルニアカラー(畑地性)の育て方

<植え場所>
日当たりの良い場所で育てますが、真夏だけは直射日光を避けます。
夏場、鉢植えのものは反日陰の場所におきましょう。
地植えの場合は西日の当たらない半日陰が適します。

<植え付け・肥料>
用土:通常の培養土※水はけがよく通気性の優れた用土が適します。
川砂など混ぜて水はけを良くします。

肥料はあらかじめ土に市販の粒状の化成肥料などを混ぜ込んでおき、芽が出てきて花が咲くまでの間は一ヶ月に1階の割合で追肥します。
(ただし温度の高い夏場は肥料を与えないでください。)

<水やり>
水は表土が乾いたらしっかり与えます。
大きくなったら上から水を与えずに、葉や茎の脇から水を与えるようにします。
極端に乾燥すると開花しないことがあるので、注意しましょう。

▮注意点

<手入れ>
風通しが悪くなると生育に支障を来したり病気にかかりやすくなりますので、枯れた葉や花はこまめに取り除くようにしましょう。
花茎は株元から切り取ります。花後も葉は球根に栄養を取り込むために重要なので切らないようにしましょう。

<冬越し>
地温が5℃以下にならない暖地では2~3年は据え置きでも大丈夫ですが、少し寒い場合は地面に腐葉土や土をかぶせて保温します。
葉が枯れてきたら冬季は水を控えます。
寒い地区では冬に球根を掘り上げて保存します。
鉢植えはそのまま室内に移動させます。

<植替えと球根の消毒>
同じ場所で長期間そのままでいると次第に育ちが悪くなります。
3~4年に1回場所を変えて植え替えを行います。
適期は3~4月です。球根の植え付けも同様の時期に行います。
掘上げた球根は病気にかかりやすいので殺菌剤のベンレート(粉状)を球根にまぶしてから植え付けます。

▮カリフォルニアカラー(畑地性)の活用事例

カラーは、その美しい花と育てやすさから、さまざまな用途で活用されています。以下に、カラーの代表的な活用事例をいくつか紹介します。

1. 切り花としての利用
カラーは、その独特の形状と豪華な見た目から、切り花として非常に人気があります。
お庭に植えて、花が咲いたものを家の中で花瓶に生けて楽しむことが出来ます。

2.庭のアクセントプラント

カラーは、庭のアクセントとして使用されます。独特の花形と鮮やかな色合いが、花壇やボーダーガーデンに立体感を与えます。他の多年草や低木と組み合わせることで、視覚的なバランスを保ちながら美しい景観を作り出すことができます。

3. コンテナガーデニング
カラーはコンテナガーデニングにも適しています。鉢やプランターに植えることで、テラスやバルコニー、玄関先に華やかな彩りを加えることができます。特に、カラーの美しい花は、コンテナに植えられた他の草花と組み合わせることで、一層の華やかさを演出します。

4. アウトドアスペースの装飾
カラーは、パティオやアウトドアスペースの装飾としても利用されています。大きな鉢やプランターに植えられたカラーは、リゾート風の雰囲気を演出し、リラックスした空間を作り出します。

カラーは、そのエレガントな花姿と豊富な色彩から、さまざまな用途で広く愛されています。庭のデザインやフラワーアレンジメントの中で、視覚的な魅力を引き立てるための貴重な素材として利用されています。

▮カリフォルニアカラー(畑地性)の品種紹介

カリフォルニアレッド

ナイトライフ

クリスタルブラッシュ

ガーネットグロウ

ゴールドラベル

カリフォルニアカラーについてはこちらもご覧ください。