7月の中旬ごろ、西軽井沢農場のスターチス シネンシスが満開でした。
4月中旬に定植、3か月後の7月中旬の様子です
開花の時期に合わせて、美里農場のブリーダーが西軽井沢農場へ新品種の特性を調査しに行ってきました。
今回は、その時に撮った花が一番きれいな時の写真と共に、期待の新品種を紹介したいと思います!
マルチーズピンク 全体の姿
マルチーズピンク 花のアップ
マルチーズピンク 品種登録出願中(品種名:FKマルチーズP)
市場で人気のある白の品種マルチーズの枝変わりでできたピンクの品種です。
株はやや小ぶりですがガクが大きく開き、軸も硬く、下枝にも花が付くので切り花にボリュームがあります。
ガク色は優しいピンク色で人気上昇中の品種です。
マシュマロ 全体の姿
マシュマロ 花のアップ
マシュマロ 品種登録出願中(品種名:FK17-18)
ガクが大きく開く純白の新品種です。
花穂も長めで、枝数が多く、草丈も伸びるので、ボリュームのある切り花が切れます。
なんといっても、白さはピカイチです!
プードル 全体の姿
プードル 花のアップ
プードル 品種登録出願準備中
うすくピンクがかったベージュ色が特徴の品種です。
下枝が伸びボリュームがあり、生産性の高い品種です。
株の生育は旺盛ですが、低温要求量が大きいので、春植えでは早めの定植をお勧めします。
これ以外にも、有望そうな試作品種も出てきましたので、来年には紹介できると思います。
2番花も切れて、生産性の良い品種の開発を進めてまいりますので、福花園のスターチス品種にご期待ください!!