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【美里農場】農場で学ぶ、種苗会社の現場|インターンシップ生の農場体験

こんにちは、農場の高野です。

今回は、南九州大学からインターン生として来てくれたKさんの農場体験の様子をご紹介します!

 

Kさんは、農場見学から始まり、実際にさまざまな作業を体験してもらいました。

作業内容は多岐にわたり、ラナンキュラスの定植ユーストマの精選メリクロン培地の作成試薬の調整培地の汚染チェックなど、普段は社員やパートスタッフが行っている作業に挑戦しました。

さらに、ダリアやスターチスの順化作業も行いました。

順化は、植物を育成環境から外の環境に慣れさせる重要な工程です。

作業を通して、花がどのように育っていくのか、植物の変化を間近で感じられる貴重な機会となりました。

 

Kさんに今回の体験を振り返ってもらったところ、次のような感想がありました。

「作業ではパートさんと比べてスピードが追いつけなくて悔しかったです…。」

「みなさんが丁寧に教えてくれたので、楽しく作業ができました!」

「社員の仕事が具体的に分かり、自分が働いた時のイメージがつきました!」

最初は慣れない作業に苦戦する場面もあったようですが、周囲のサポートのおかげで充実した1日を過ごせたようです。

 

さんには、農場で育てた花を使ったブーケ作りにも挑戦してもらいました。

自分で花を切り、自分で束ねるという体験は、普段なかなかできるものではありません。

ブーケ作りを通して、当社の花の良さや花自体が持つ魅力を肌で感じてもらえたのではないかと思います。

 

インターン生のKさんは、フクカエンの農場でのさまざまな作業を通して、花の開発の過程や生産の一連の流れを体験しました。

「社員の仕事が具体的に分かり、自分が働いた時のイメージが湧いた」という言葉からも、今回の体験が将来の仕事選びに役立つものとなったことが伺えます。

フクカエンでは、これからもインターン生を受け入れ、花の魅力や仕事のやりがいを感じてもらえるような機会を提供していきたいと考えています。

ご興味のある方は、ぜひお問い合わせください!

これからもフクカエンのブログでは、農場の様子や社員の活動を発信していきます。

次回の更新もお楽しみに!

2024/12/19

あいち花マルシェに出店しました✨

こんにちは!先日、10/31-11/3に名古屋の鶴舞公園で開催された「あいち花マルシェ」に出店してきました。このイベントは、愛知県内で開催される大規模な花と緑のフェアで、毎年多くの人々が訪れる人気のイベントです。今年もたくさんのご来場ありがとうございました。

 

出店準備と当日の様子

出店前から準備に追われましたが、出店当日の日曜日には天気にも恵まれ、まさに「マルシェ日和」。私たちのブースは、春に咲くチューリップやユリの球根を中心に、ヒヤシンスやムスカリ、ラナンキュラス、アネモネ、スイセン、フリージアなど花壇を彩る様々な品目を多くのお客様にお届けしました。鶴舞公園の緑に囲まれた会場で、球根の選び方や育て方などを直接お伝えできるチャンスであり、たくさんの方々に足を運んでいただきました。お花が好きな方々との交流はとても楽しく、素敵なひとときを過ごすことができたと思います。

球根販売の様子

 

人気があった商品🌸

今回の出店では、チューリップやユリをはじめとする球根を豊富に取り揃えました。特に、鮮やかなチューリップの球根は人気で、春になるとお庭やベランダを鮮やかに彩る素敵なアイテムとして、多くのお客様にお求めいただきました。また、ユリの球根は、豪華で香り高い花が特徴で、春に咲く花として、ギフトとしても喜ばれる商品です。球根を育てる楽しみを感じていただけるよう、育て方のアドバイスもさせていただきました。

ヒヤシンスの球根、大きいものは特に水耕栽培に向いています

来場してくださった皆さまへ

ご来場いただいた皆さま、そして私たちのブースに立ち寄ってくださった方々に心より感謝申し上げます。直接お話しできたこと、商品のご提案ができたことは、私たちにとってとても大きな励みとなりました。

弊社社長が店番中!直接お客様とお話しする機会を大切にしています。

 

来年の花マルシェに向けて🌿

あいち花マルシェは、毎年多くの方々に愛されているイベントです。今年もたくさんの素晴らしい出会いがありましたが、来年はもっと多くの方に楽しんでいただけるよう、新しいアイデアや商品を考えています。次回のイベントでまたお会いできることを楽しみにしています!

今回の出店を通じて、改めて「球根の持つ魅力」と皆様の球根に寄せる期待を再確認することができました。これからも、花や球根を通じて、皆さまにもっと素敵な暮らしを提案できるよう、日々精進してまいります。春に咲く花々が、皆さまのお庭やベランダに素敵な彩りを加えますように!

2024/11/06

【西軽井沢農場】フラワートライアル2024秋を開催しました!

こんにちは!新入社員のFです!

 

 

9月25日から27日にかけて、

弊社の西軽井沢農場で秋のフラワートライアルを開催いたしました!

多くの方がご来場し非常に賑わった3日間でした!

 

今回のトライアルでは、アルストロメリア、カラー、スターチス、アスター、ダリア、

トルコギキョウ、ストックに加えて露地と花壇の品目を展示しました。

 

以下に好評だった品種を紹介します!

 

アルストロメリア

“BR210”
純白の色目のハイブリッドタイプ。暑くても株が旺盛で夏にも比較的強そうです。生産性が高く、茎がまっすぐに伸び、草姿がよい品種です。
“パープレックス” 
艶のある紫の段咲き品種です。ステムが長く、茎が硬いため、使いやすいです。市場からも期待されている注目品種となっています!
“タビット”
薄ピンク色の八重咲き品種。今までのアルストロノバに比べると花が大きいです。スポットは優しく、茎質が良くまっすぐに伸びます。

 

カラー

“アイボリーアート”
アートシリーズの白色品種。高い生産性とそれなりのボリュームを併せ持つ性質です。今後の期待品種!
“ピンクハーモニー” 
ライトピンク色品種。生産性の高さが期待されます。波打つようなふちの形も可愛らしいです!
“アラビアンナイト”
黒色品種。仏炎苞も茎も黒色で存在感があり、目を惹きます。お客さまからの評判も良かったです。

 

アスター

“ラムネちゃん”
ココットと似た花型で中輪の品種です。下枝も伸びるためボリュームある草姿になります。ラベンダーの花色が評判良かったです。
“マレットラベンダー” 
中晩生のライトラベンダーポンポンタイプの新品種です。軸は硬く草丈は確保しやすい草姿です。淡い花色が人気でした。
“マレットピンク”
中晩生のライトピンクポンポンタイプの新品種です。草姿はマレットラベンダーと似ており、草丈が伸びやすいので秋出荷にも対応できます。

 

ダリア

“D22-54”
濃い赤色のボール咲き品種で花型が非常にきれいです。中晩生くらいの性質で露芯しずらくロスが少ない性質となっています。来年イチ押しの品種です。
“21-35” 
純白のボール咲き品種で日持ちが良いです。草丈が伸びるので作業性が良く、生育旺盛。早晩生は中性で市場から求められている白色の期待品種です。
“ドロシー”
ライトピンク色のボール咲き品種で市場での評価が非常に高いです。オズの魔法使いよりも花色が淡く花径がひと回り大きいです。露芯しにくい性質でロスが少なく栽培可能。

 

ストック

“パールフェアリー”
八重鑑別不要のオールダブルスプレー咲き品種。スノーフェアリーと比べると開花は1-2週間ほど遅く、草丈は10㎝ほど伸びます。作型や圃場環境に応じて使い分けが出来ます。
“20-72″ 
ラベンダーベージュのスプレー咲き早生品種です。いままでにない、アンティークな色味の花色となっています。ストックのイメージが変わるかも!?

 

 

去年に引き続き、各品目の説明会を開催しました。

たくさんの方に足を運んでいただき会場内が盛況しておりました!

 

 

 

いかがでしたでしょうか?

今回のトライアルでお見せした新品種を来年以降に皆様のもとへお届けするのが楽しみです!

ご来場いただきありがとうございました!

2024/10/06

【和歌山】スターチスシヌアータ定植

 

こんにちは、新入社員の小西です。

今回は和歌山県の試作圃場で暖地向けシヌアータの定植を行いました。 

和歌山県はシヌアータの生産が盛んであるため、その一帯ほぼシヌアータ用のハウスで驚きました。

 

台風10号の影響によって、予定していた日程がずれてしまいましたが、無事すべて定植できました。

 

定植準備で苗を並べている様子

 

 

今後は花芽を摘みながら株を大きくした後11月ぐらいから開花してくる予定です。

 

花が咲いている11月から5月の間の草丈やブラシ色や大きさ、茎の太さや硬さ、切り花の生産性などをチェックして未来の販売品種を決める予定です。

 

開花してきたら圃場や調査風景など報告させてもらいます。

 

 

余った苗を譲ってもらい、私も植えてみました。頑張って育ててみます‼

 

次回は11月頃、シヌアータの調査をするため訪問する予定です。👋

2024/09/20

【美里農場】台風対策!

こんにちは!新入社員のFです!

今回は美里農場の台風対策の様子をお届けします

 

 

ブログを執筆している8月27日現在、台風10号が日本列島に接近しています

台風の進路や進行速度が当初の予想から大きく変わり、動きが読みにくいですが、三重県にも台風がやってきそうです

 

 

美里農場では台風対策として、ハウスのビニール剥がしと圃場内の飛散する可能性のある資材の撤去を行いました

 

ハウスの上部分のビニールを剥がして、右の画像のような状態になりました!

 

ハウス内の灌水チューブなどもきれいに片づけました!

 

プラグトレイが飛ばないように整理しています

 

パートさん達とも協力し、大人数で作業に取り組みました

撤去作業は力仕事が多く疲れましたが、なんとか間に合ってよかったです!

 

 

今回の台風で大きな被害が無いよう、祈っております

みなさんも天気予報や避難経路を確認し、安全にお過ごしください!

2024/08/28

【美里農場】ストックの八重鑑別を行ってます

 

 

こんにちは、新入社員の小西です。

今回はストックの八重鑑別について紹介します。

ストックは八重と一重の花が咲く個体が1:1の割合で含まれています。

八重
一重

切り花として重宝されるのは八重の花なので八重の個体を選んで畑に植える必要があります。

八重の個体を選ぶ作業を八重鑑別といい、ストック栽培の肝となります。

本日は八重鑑別の方法を紹介します!

 

どこで見分けるかというとなんと双葉の形で八重鑑別を行います。

八重
一重

 八重の株の双葉の特徴                   一重の株の双葉の特徴

・一重より苗が大きい                    ・八重より苗が小さい

・葉が卵型である                      ・葉が丸型である

・葉の色が淡い                       ・葉の色が濃い 

 

  

ここでクイズ!!

上記の特徴を踏まえて、八重鑑別に挑戦しましょう!

 

 

 

正解は

右から1列目 上から一重・八重・一重・一重

右から2列目 上から八重・八重・八重・八重

右から3列目 上から八重・一重・一重・一重

右から4列目 上から一重・八重・八重・一重

右から5列目 上から一重・八重・八重・一重

皆さんわかりましたでしょうか?

なかなか熟練度が必要な作業です。私は初めて鑑別した時は八重の株が8割しかでませんでした…

 

 

この大変な作業をやらなくて済むタイプがストックには存在するのです。

オールダブルタイプと言って種子の色で八重と一重を見分けます。

そのタイプの種子を採ると茶色と黒色の種子が採れます。

茶種
黒種

オールダブルタイプの品種は茶種は八重の株になり黒種は一重の株になります。

種皮の色で鑑別を行って八重の花が咲く茶色の種子のみを販売しています。

 

オールダブルタイプのストックの播種の様子になります

 

 

福花園おすすめのオールダブルタイプのスプレー品種です。

スノーフェアリー
パールフェアリー
ムーンフェアリー


良い品質の商品が届けられるように日々努めて参ります‼

 

2024/08/21

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