ブログ一覧スタッフブログ

スタッフブログ

今週の市場展示「開発中のケイトウ」

今週の中京花卉園芸農業協同組合さんでのちょこっと展示は農場にて開発中の「ケイトウ」2品種でした。

今週の市場展示の様子です
ケイトウ2品種を展示しました

1つ目は第67回全日本花卉品種審査会にて3等を戴きました「アンティーク玉」のケイトウです。鈍い光沢の独特な色合いが面白い品種です。

真鍮のようなアンティーク感です
美里農場での様子

もう1つの品種は「黄濃玉」。よくある黄色の品種よりも濃い黄色をしています。

揃いが良い品種で、形は綺麗な玉になります。葉に照りがあり綺麗切花後の茎葉の持ちが良いのが特徴です。

とっても濃いめの黄色です
美里農場での様子

まだ開発中の為、品種の名前も決定していません。今後、世に出るまでにはもう少し時間がかかりますが、それまで楽しみにしていてください!

2022/08/05

【美里農場】農場の熱中症対策!

暑い日が続いていますね。

 

農場の仕事も、暑さとの戦いです!

 

ケイトウの定植を行っている様子です。ハウスに寒冷紗をかけることで日陰を作り作業しています。

 

夏場のハウス内の温度は、40℃を超えてきます。

 

そんな暑さの中でも、今のタイミングを逃せない仕事は、植物を相手にする仕事では多いものです。

 

農場の熱中症対策は、空調服、扇風機、午後の室内仕事 などです。

 

空調服は今年から導入され、外で作業する社員・パートタイマー全員に支給されています。

 

 

着ていると少し涼しくなり、服が汗でベタベタにならないので快適です。

 

風通しの悪い施設では、扇風機も使っています。

 

扇風機で風を通しながらの作業

 

午後には気温もさらに上がるので、室内でできる仕事を行います。

 

室内はエアコンが付いているので快適です!

これ以外にも、こまめな水分摂取、複数人で作業しお互いの体調の変化に注意する事などに気を付けています。

 

これからもまだまだ暑い日が続くので、しっかり熱中症対策をおこない安心安全な環境で、より良い花を作っていきたいと思います!

2022/08/01

【西軽井沢農場】カラーの定植をしました

西軽井沢農場で、7月の中頃にカラーの球根の定植を行いました。

 

球根の定植時の様子

 

今年の目標は、「球根の植える深さを揃える!」です。

 

穴の深さを一定にするために、色々な試行錯誤をしてみました。

 

ドリルで穴をあける
重くて結構難しい…
土を挟んで穴をあける

ドリルを使ってみたり、土を挟む器具を使ったり……

 

色々試しつつ、無事うまく植え付けることができ、早いものでは1週間程度で芽が出てきました。

 

芽が出てきた球根

 

下の写真は、去年の咲いた時の様子です。

 

こんな風に、秋に綺麗に咲くのが楽しみです!

2022/07/27

【西軽井沢農場】ユーストマ(トルコぎきょう)の圃場公開を行いました

先日、西軽井沢農場でユーストマ(トルコぎきょう)の圃場公開を行いました。

 

ユーストマが咲くハウスの中で、来場された方々にたくさんのご意見を聞かせていただきました。

 

フリンジ、アンティークカラー、ラベンダーカラーのものが注目されていました

ブリーダーからは、

 

「従来の白や薄めのピンクやラベンダーといった定番の色に加えて、オレンジやアンティーク色に興味を持たれる生産者が増えていると感じました。弊社も生産者や花屋さんのニーズに答えれるよう幅広い花色や花型を用意しておきます。今後も福花園のユーストマにご期待ください!」

 

と、コメントをもらいました。

 

現場のニーズをより一層取り入れ、新しい視点をプラスした育種に期待できそうですね!

 

※今回展示された品種は、今後フクカエン モバイルファームのYouTubeでアップされる予定です!

 

 

 

 

ユーストマの他にも、アストランチア、エキナセア、エリンジューム等、様々な花が見頃でした。

  

アストランチア「スパークリングスターホワイト」
エキナセア「ホットパパイア」
エリンジューム「マジカルブルーラグーン」

 

また、ユーストマが綺麗に咲いているタイミングなので、カタログの写真撮影も行いました。

 

花を束ねて、形を整えて、白いボードの前で写真を撮っていきます。

 

花の魅力を伝えようとすると、色々な所にこだわりたくなり、微調整…微調整…で、けっこう時間がかかってしまいます。

 

写真を撮る様子
全体のバランスを整える様子

 

この写真は、来年のカタログで見ていただけると思います!

2022/07/18

【美里農場】カルタマス開花最盛期です

農場での仕事には、【採種】があります。

 

販売するための種子の生産を外部の圃場で行っており、定期的に訪問して順調に生育しているか確認しています。

 

7月に確認に行った、カルタマス「オレンジ丸葉 改良種」は、ちょうど開花最盛期でした!

 

カルタマス「オレンジ丸葉 改良種」の咲く様子

 

「オレンジ丸葉 改良種」は、トゲが少なく丸葉が特徴のオリジナル品種です。

 

花がぷっくりとして、かわいいです
全体の姿

 

「オレンジ丸葉 改良種」は、従来の「オレンジ丸葉」からさらにトゲの少ない系統をセレクトしました。

 

総苞(花の下の葉)もトゲ無しで小さく、花が目立ちます。

 

ドライフラワーにしてもきれいです。

 

オレンジ丸葉 改良種と他品種の違い

 

8~9月に種を採り、精選の予定です。

 

この後、品質の検定や特性を確認して、近いうちにお披露目できるかと思います!

2022/07/13

第67回全日本花卉品種審査会にて賞を戴きました!

昨年行われた、第67回全日本花卉品種審査会にて受賞した品種の賞状を戴きました!

受賞したのは以下の3品種です♪

 

 

<ケイトウ(切り花)の部> 1等 「アクトベルデ」

けいとう「アクトベルデ」
発色の良い緑色です

色濃く、発色の良いグリーンです。茎、花首がしっかりとしており、草姿のまとまりと花のそろいが良いことが高く評価されました!

 

 

<ケイトウ(切り花)の部> 3等 「アンティーク玉 (仮名 Brass)」

橙色のアンティーク玉
真鍮のようなアンティーク感です

真鍮のような鈍い輝き。花冠の下部も汚くなりづらく、開花後半まで綺麗です。

茎も強直で扱いやすく、作業性に優れています。

 

 

<ユーストマ(季咲き)の部> 3等 「18-61」

ユーストマ 「18-61」
純白度の高い品種

中生で、純白度が高く、丸みを帯びた花弁で、柔らかな雰囲気を持つ中大輪の品種です。

 

 

まだ育種中の品種もありますが、今後の活躍にご期待ください!!

 

 

2022/07/11

  • @efu_no_hana
  • @royalfukukaen
  • ライン公式 アカウント
  • Mobile farm
ブログ一覧に戻る