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カスミソウの栽培方法

今回は、私たちの種苗会社で取り扱っているカスミソウ「サマースパークレス」の魅力と育て方について、ご紹介します。

▮カスミソウ「サマースパークレス」について

美しいくたくさん咲く花

姿形よく、夏場でもたくさんの花を咲かせるガーデン向けの宿根カスミ草です。カスミソウの特徴的な白く細かい花が美しい品種です。

生育旺盛

この品種は生育が旺盛で、こんもりとした形の株が形成されます。バランスよく分枝し、たくさんの花を咲かせます。

耐性

この品種は耐寒性が強く、暖地では植えたままで越冬可能です。厳しい夏の気候でも比較的元気に育ち、株の性質も優れており、長期間美しい花を維持することができます。

コンパクトな草姿

コンパクトな草姿を保つため、小さな庭やベランダでも問題なく育てることができます。スペースを取らずに育てることができるため、多様な場所での栽培が可能です。

多彩な利用方法

この宿根カスミ草は、地植えや鉢植え、寄せ植えなど多彩な利用方法があります。また、切り花としても活用できブーケやアレンジメントの材料として使うことが出来ます。

これらの特徴により、宿根カスミ草は育てやすく美しい花を楽しむことができる優れた品種です。

▮カスミソウの概要

<学名> 
Gypsophila elegans

<開花期> 
6月下旬~10月上旬

<草丈>
60cm前後

<用途> 
花壇、コンテナ、ハンギング

<植え時>
3月~6月上旬 

 

▮カスミソウの育て方

カスミソウは育てやすさも魅力の一つです。以下のポイントを押さえれば、初心者の方でも簡単に長く楽しむことができます。

鉢植え

深さ30cm以上の深い鉢を使用します。

植える場所

日当たりが良く、水はけのよい場所で植えましょう。地植えでは土を少し高く盛り水がたまらないようにし、鉢植えの場合は深い鉢を使います。

植える前の土準備

かすみ草は石灰を好みますので、植える2週間前に苔土石灰を施してください。

肥料

リン(P)の比率が高い緩効性化成肥料を使用します。油粕は使わないようにしましょう。油粕のような窒素の多い肥料は茎の徒長が起こりやすくなることがあるため、あまり適していません。

 

▮注意点

<切り戻し
伸びてきたら地表から12cmくらいの高さでカットすると枝数が増えて株も安定します。

<開花後の管理>
切り戻しをして新葉を伸ばします。
わき芽を確認して切り戻すことで新葉が伸び、何度か花が楽しめます。
連続開花させるための重要な作業です。切り戻しなしでは連続開花しません。

<病害虫対策>
植え付け前にオルトラン粒剤などあたえてください。
生育後は殺虫殺菌スプレーなどを定期的に使用します。(予防もかねて)

<冬場の管理
強い霜や表土が凍る地域では腐葉土や土などで冬場覆うなどしてください。

 

サマースパークレスに関する情報はこちらもご覧ください!