美里農場に「日持ち試験室」ができました!
日持ち試験室とは、切り花の日持ちの長さを調べるための試験室です。
温度や湿度、日長がコントロールされています。
切り花は飾っておくと、いつかは綺麗な姿を保てなくなります。
萎れたり、花びらが散ったり、茎がぐにゃぐにゃになってしまったり…
その理由には、エチレン感受性がある、糖質が不足しやすい、水揚げが悪いなど…色々な要因があります。
切り花の品目や品種によってこの性質は大きく異なるため、一つずつ調べていく必要があります。
STS(チオ硫酸銀錯体・エチレンの作用を阻害する)やフラワーフード、殺菌剤など設定を変えて試験しています。
小さな試験室の為、少しずつですが自社品種の日持ち試験も行っており、その特性をお客様にフィードバックできるように進めています。
また、日持ちがいい品種の作出も進めています。
美しく、長く楽しめる品種にもご期待ください!