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古典朝顔 團十郎

少量生産高額商品通販向き

“団十郎朝顔(だんじゅうろうあさがお)は、アサガオの一種。その発祥は、幕末から明治に活躍した入谷(現・台東区)の植木屋(棒手振〈ぼてふ〉り)成田屋留次郎が大きく関与したと考えられています。歌舞伎の市川團十郎のファンだった山崎留次郎は、屋号を團十郎の屋号の成田屋に変え、柿渋色(団十郎茶)の丸咲きアサガオを‘団十郎’と名づけ、人気を得ました。

朝顔はヒルガオ科の一年草で、奈良時代、遣唐使によって薬草としてもたらされた。漢方の効用は下剤。後に観賞用になる。鈴木其一の「朝顔図屏風」でも知られるように、江戸時代後期には好事家たちにもてはやされ、大流行したそうです。

この品種に関してインターネット上では「江戸時代には、団十郎の茶色として、一世を風靡した」「種子の確保が容易ではない」「生産量が激減し戦後途絶えた」「『幻の朝顔』と言われていた」等の表現を使われることが多いが、それには検証可能な参考文献や出典が全く示されておらず、根拠に乏しい。

蝉葉の大輪朝顔が現れたのは明治以降であるため、江戸時代からの品種ということはありえないし、大輪朝顔の愛好会の品種のため、以前は市販されることもなく、「生産が激減し戦後途絶えた」等の表現はふさわしくないと思われる。

しかしながら、ライムグリーン葉に朝顔としては珍しい海老茶色の花。そして海老茶色に白の日輪抜けはコントラストも非常に“粋”で美しく、育てるものを歌舞伎役者『團十郎』のごとく魅了します。当社に置いても『団十郎朝顔』の増殖は困難を極め、個体数を維持する事がやっと…。そういう意味では“幻の朝顔”と呼ぶ事においてはふさわしい品種と言えます。

★苗の定植期5月~6月
★開花期8月★用途鉢植え・花壇植え
★肥料花用の化成肥料を元肥として
出荷規格9㎝ポット苗(右記画像参照)
ご注文単位1ケース28